Kakuya Ohashi and Dancers

FALLING GOOD SUN

ガラス張りの劇場に沈む太陽と昇る月。《土地の記憶を吸う吸血鬼》をモチーフにしたパフォーマンスプロジェクト「ザ・ワールド」。豊洲を舞台に、FALLING GOOD SUN、BAD MOON RISING の2作品を上演。

1. 地上の魚

2. 血の思い出

3. 帰路

出演(登場順):皆木正純、後藤ゆう、田端春花、樋口帆波、高澤李子、高橋由佳、近藤康弘、秋山実優、牧祥子、山本晴歌、伊藤雅子

振付・構成・演出:大橋可也
ドラマトゥルク:長島確
音楽:涌井智仁
映像:吉開菜央

衣装:るう(ROCCA WORKS)
照明:筆谷亮也
音響:牛川紀政
音響助手:林あきの
舞台監督:原口佳子(モリブデン)
演出部:松岡大
制作:滝沢優子
協力:横山八枝子、古郡稔
フライヤーデザイン:agasuke
記録写真:GO
受付スタッフ:前田尚子、古舘奈津子、小林あずさ、高橋大斗

上演日:2018/9/21-22
会場:豊洲シビックセンターホール
上演時間:110分

『ザ・ワールドのための記憶』
取材・執筆:小林あずさ、坂上翔子、伊藤雅子、高橋大斗
構成:長島確
編集:滝野原南生
デザイン:石塚俊

主催:一般社団法人大橋可也&ダンサーズ
助成:芸術文化振興基金
協力:公益財団法人セゾン文化財団

[プロフィール]
長島確(ながしまかく)
日本におけるドラマトゥルクの草分けとして、さまざまな演出家・振付家の作品に参加。近年は演劇の発想やノウハウを劇場外へ持ち出すことに興味をもち、アートプロジェクトにも積極的に関わる。大橋可也&ダンサーズとは2013年に長期プロジェクト「ザ・ワールド」を始動、コンセプト、リサーチ、ドキュメントの構成を担う。その他の今後の仕事に『ハッピーな日々』(東京デスロック)、『半七半八』(ナカフラ、F/T17)、『それからの街』(愛知県芸術劇場)など。

涌井智仁(わくいともひと)
多摩美術大学・美学校卒。立体音響やプログラミングを使った音楽作品を制作するゆとりサウンドアーティスト。下衆/ 薄っぺらいもの/ノイズな意匠と自然に向き合い続ける。

吉開菜央(よしがいなお)
1987年生まれ。山口県出身。日本女子体育大学舞踊学専攻でダンスを学んだのち、東京藝術大学大学院映像研究科に進む。「見て、聴く」ことに集中すると得られるたくさんの感覚を大切にしながら作品を制作している。2015 年に監督した映画『ほったまるびより』が文化庁メディア芸術祭エンターテイメント部門新人賞を受賞。

皆木正純(みなきまさずみ)
1995 年、渡仏。2001 年に帰国後、アルバイトをしながら小劇場の舞台、 自主制作映画などにたずさわる。2005年より大橋可也&ダンサーズの作品に参加、ほとんどの作品で主要な役割を務める。

後藤ゆう(ごとうゆう)
平成元年生まれ。静岡県富士宮市出身。幼少よりモダンバレエを習う。日本女子体育大学舞踊学専攻卒。2012 年よりダンサーとして、大橋可也&ダンサーズ、関かおりPUNCTUMUNでの活動を中心に、さまざまな振付家の作品に参加。国内外の公演に出演する。その他、ファッションモデル、MV・映画出演など活動の場は広がっている。

山本晴歌(やまもとはるか)
1897 年生まれ( 吸血鬼年齢)東京都出身。2010年「春の祭典」エキストラでの参加をきっかけに、いくつかの作品にこつこつ参加。大橋学校も、今年で7年。いつの間にやら先輩と呼ばれてしまったなあ。

伊藤雅子(いとうまさこ)
MACOBA Dance Company 共同主宰。Intellect of KAWANA バレエ講師。ダンサーを志し日本女子体育大学へ入学。その後研究に目覚め東京大学大学院へ進学。踊る研究者としてフランス、アメリカ、カナダ、シンガポール、韓国など国内外で作品上演、研究発表、レジデンス活動を行ってきた。現在はOLダンサーへ転身。座右の銘は「明日世界が滅びるとしても、今日私はりんごの木を植える」。

田端春花(たばたはるか)
青森県八戸市で育つ。6歳よりモダンダンスを始める。2017年日本女子体育大学舞踊学専攻卒業。在学中は「ぴちぴちちゃぷちゃぷらんらんらん」で鈴木ユキオ・平原慎太郎・笠井瑞丈の作品に参加。現在は2014 年に大学の同期と結成したtantanで活動中。2016年大橋可也&ダンサーズ作品『プロトコル・オブ・ヒューマニティ』に出演。

秋山実優(あきやまみゆ)
1997年静岡県出身。3歳からモダンバレエを始め、様々なジャンルを経験し中学生の頃にメルラン・ニヤカムのもとでコンテンポラリーダンスに出会う。その後、国内だけでなく国外のツアーにも参加。現在は静岡の大学に通いながら、東京・福岡・韓国などで様々なクリエーションに参加し自らの表現方法を模索している。

樋口帆波(ひぐちほなみ)
新潟市生まれ。幼少より踊り始める。新体操の新潟県指定国体強化選手として国体出場。2008~2015年シアターレストラン六本木“金魚” 専属ダンサーとして舞台に立つ。その後1年間フランスに武者修行へ。未来へ向かって舞台の可能性を模索し続けたい。魂から生じる波動で共鳴を。

高澤李子(たかざわももこ)
1996 年生まれ。神奈川県出身。大橋可也作品初参加、21歳。中学生で創作ダンス部に所属し、踊り始める。その後日本女子体育大学に入学。「ぴちぴちちゃぷちゃぷらんらんらん」では高野美和子、岩渕貞太の作品に出演。

高橋由佳(たかはしゆか)
1991 年、東京都出身。短篇映画『遠くの水』(杉田協士監督)、『愛いっぱいの愛を』(パルテノン多摩×FUKAIPRODUCE羽衣)、『でんちゅうさーん?はーい!』(コジママサコ+くロひげ)、『象の鼻スイッチ』(スイッチ総研)、『パノラマ』(演劇活性化団体uni)などに出演。

中原貴美子(なかはらきみこ)
愛知県出身。幼少からクラシックバレエを始め、ヒップホップ、ジャズ、コンテンポラリーを中心に習い、学生時代は某アーティストのバックアップダンサーやスポーツメーカーやブランドのファッションショーやダンサーとして出演。今ではモデルとしても活動し、イスタンブールをスタートに作品は海外に展示をされている。

牧祥子(まきしょうこ)
東京都出身。幼少よりバレエを始め高校卒業後、コンテンポラリーダンスを学ぶためヨーロッパへ留学。多数のコレオグラファーの作品を踊り、ヨーロッパ国内のツアーにも参加。帰国後、Dance Company Next に所属。現在はフリーになり国内外でプロジェクトに参加、ワークショップや講師活動も行う。また詩吟、詩舞といった日本の伝統芸能も学び、活動の場を広げている。

近藤康弘(こんどうやすひろ)
東京に来て、早10年。少しだけ大人になりました。タラレバを言っても仕方がないのですが…そんな事をぼんやりと繰り返しながら、今日まで生きて参りました。故郷が色をなくした…。顔をなくした…。声をなくした…。風景をなくした…。ふーっ、息を吐く、大丈夫、まだ立ってる、大丈夫、まだ、生きている。

大橋可也(おおはしかくや)
一般社団法人大橋可也& ダンサーズ代表理事・芸術監督。1967年、山口県宇部市生れ。1993-1997年、和栗由紀夫に舞踏を師事。1999年より振付作品の発表をおこなう。ソフトウェアのエンジニアとしても業務システムからヒューマノイドロボットのアプリケーション開発まで幅広い技術分野で活動している。

大橋可也&ダンサーズ
1999年、結成。土方巽直系の暗黒舞踏の振付法を基に現代社会における身体の在り方を問うダンスカンパニー。代表作に、秋葉原連続殺傷事件に想を得た『帝国、エアリアル』(2008年・新国立劇場)、飛浩隆の長編小説を題材にした『グラン・ヴァカンス』(2013年・シアタートラム)。2016年には、SF作家長谷敏司とのコラボレーション『プロトコル・オブ・ヒューマニティ』を発表。