稽古の時間
April 5, 2006
稽古の時間 [ dance ]
僕にとって、週に一度、時に二度、の稽古の時間というのは、一番楽しみな時間であるのだが、と同時に、一番疲れる時間でもある。なぜ、疲れるのかというと、僕以外の稽古参加者、すなわちダンサーたち、が退屈していないように、気を使って、やることと時間配分を考えているからなのである。気を使い過ぎかも知れない。また、その場をやり過ごそうとして、与えることに精一杯になってしまうこともある。引き出すことに腐心すべきだ。
そのようなことを考えて、コーチングの本なんかを読もうと思い立ったのだが、あの手の本は「成功」というキーワードに抵抗があって、読んでいない。成功は目的なんかではない。