Googleドキュメントでチケット管理
March 18, 2010
Googleドキュメントでチケット管理 [ memo ]
「春の祭典」チケット申込みフォームでも使用しているが、大橋可也&ダンサーズはGoogleドキュメントのフォーム機能を使って、チケットの申込み受付と(いわゆる)票券管理をおこなっている。
ともかく、これは便利。
フォームはテキストボックス、チェックボックス他、複数の設問が簡単に作れるし、フォームから入力された結果が、そのままGoogleドキュメントのスプレッドシートに保存されるので、わざわざ転記する必要もなし。Web上ですべてが管理できるので、うちらのような零細カンパニーで制作担当者のロケーションが別れている場合にも最適。フォームに送信があったタイミングでメールを送る(1日単位で送ることも可)なので、タイムラグなく処理することができる。
印刷はまだまだ難有りだが、Excelにダウンロードして加工するのが現実的だろう。
しかも、SSLでセキュア。
こんなに便利なので、他のダンスカンパニーや劇団にも使ってほしいが、細かい説明を書く余裕がないので、使用したい方は自分で詳細をお調べください。
また、Google様にすべてをゆだねてしまうことに抵抗がある方にはお勧めできないです。
ただし、いい尽くしでもないので、以下に注意点を。
フォームのタイトルの下に書くことができる注意書きが環境によっては文字化けする場合がある。
# 設問の注意書きは文字化けしないようだ
入力チェックは必須チェックしか出来ないので、凝った設問をしようとすると難しい。
# もっともメールアドレスなどは有効なものかどうかは入力時には分からないので厳密なチェックは無理だが
フォームの入力結果のサマリーをグラフで見ることができのだが、直接スプレッドシートに入力したものや、削除してしまったものは反映されないので、いまいち使えない。
これでチケット管理も楽々といいたいところなのだが、最大の問題は、決済ができないこと。
なので、うちの場合は、申込みを受け付けても、予約、当日清算になってしまう。
これでは、予約キャンセルのリスクが解消できない(申し込んだ方はキャンセルしないでくださいね)。
だから、次に望むのは、決済システムだ。Amazon Paymentsが日本で使えればよいと思っていたのだが、PayPalのiPhoneアプリの配布も始まったようだし、日本も本格的な個人決済の時代になるのは間違いない。
そうすると、チケットの販売会社(プレイガイド)は要らなくなってしまうわけだが、彼らには無駄な抵抗ではなく、別のサービスを作り出してほしい。