作品のことを「面白い」と言われて悪い気はしない。
とはいえ、批評をおこなう人に、面白かった、面白くなかった、などと言われても、ああそうですか、としか思いようがない。
作品は、意味があるか、ないか、のいずれかだ。
面白かったと思うなら、なぜ自分が面白い、と思うのかを、自らを含むコンテクストの内に見出してほしい。
構成がああだから、こうだから、面白い、などという言説は、考えることを放棄しているに等しい。
そんなことは見れば分かることだ。
posted by Kakuya Ohashi at 2006/08/31 8:31:41
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