演出家の仕事

January 17, 2007

演出家の仕事 [ dance ]

僕は演出家という肩書きを使うことはない。作品のクレジットにも振付とだけしか書かない。構成・演出とか書く人もいるが、ダンスにおいては振付がそれらを含有するものだと思っているから。
とはいえ、作品を上演するに当たっては、演出という仕事が無くなるわけではない。
これまでの多くの作品においては、稽古から仕込み、ゲネプロ、本番と作品の制作過程と上演が切れることなく続いていて、かつ最後の本番も1日限りだったので、本番上演における演出家の仕事はほとんど無かったといってよい。
しかし、「CLOSURES」は久々に2日間、たった2日だが、に渡る公演だった。
日をまたがる上演において、稽古で何をすべきか、僕はやるべきことを怠っていたと思う。そのために2日目の上演は小さなずれが起きてしまった。
僕はプロの演出家ではないし、そうありたいと思ってもいないけれど、やるべきことは明確ではなくてはいけない。訓戒を込めてメモしておこう。

posted by Kakuya Ohashi at 2007/01/17 22:16:59 | TrackBack
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