つなぐ
February 25, 2007
つなぐ [ dance ]
週末は、手塚夏子の自宅カフェ&バーにおじゃました。
彼女は自身のアーティストとしての活動のみならず、アーティストを結び付ける活動をやっていてカフェ&バーもその活動の一環といえる。
今の日本のコンテンポラリーダンスのシーンでは、アーティスト達はそれぞれの孤独な作業に追われていて、ダンスを語る言葉は創作の現場の外から、批評家、制作者、観客などからしか発せられない。そのため、アーティストは自分自身の作品の意味、社会性についてすら、考えること、発信することを放棄してしまっているのではないだろうか。アーティストにはもっと考えること、発信すること、つまり言葉にするということ、が必要だ。
そのためには、アーティスト同士がそれぞれが抱えている問題について気軽に話し合う機会も必要だろう。それは多くのアーティストも思っていることのようだ。と同時に、具体的な、目に見える動きを、そのような場から作っていかなくてはいけない。少しずつ、一歩一歩。直近の目標を決めよう。