「帝国ペーパー」配布について
October 22, 2008
「帝国ペーパー」配布について [ empire_paper , wanted ]
フリーペーパー「帝国、エアリアル」(通称「帝国ペーパー」)の配布を開始します。
フリーペーパー「帝国、エアリアル」は大橋可也&ダンサーズ新作公演「帝国、エアリアル」の制作、上演に先立ち、「帝国、エアリアル」がそのテーマとする「身体、社会、日本」に迫る企画として実現しました。
ペーパーは以下のコンテンツよりなりたっています。
[特別寄稿]
「幸福と変化とオルタナティブ」赤木智弘(フリーライター)
「からだの重心がおかしくなっている」佐々木敦(批評家)
[ダイアローグ×大橋可也]
大澤信亮(批評家)
椹木野衣(美術評論家)
鈴木邦男(政治批評家)
鷹野隆大(写真家)
吉本昌行(志人・「降神」MC)
このペーパーを配布していいただける人および場所(お店、学校など)を募集します。
ご興味のある方は気軽にお問い合わせください。
mail: office@dancehardcore.com
「帝国ペーパー」刊行にあたって
大橋可也&ダンサーズは常に現代における身体の在り方を問う作品を作り続けてきた。その作品はこの社会で生きづらさを感じている、身体を見失ってしまった人々に届けるべきものであった。
ところが、どうだ。秋葉原連続殺傷事件の加藤容疑者に僕たちの作品は届いていただろうか。
あの事件の責任は僕たちにある。では、どうすればよいのか。
『帝国、エアリアル』は「身体、社会、日本」を主題にする作品である。それはダンスの作品、公演にとどまることなく社会全体に訴えかける運動そのものに成長することを目指していく。訴えること、届けようとすること。そのための手掛かりがここにあることを信じて。
大橋可也