大橋可也&ダンサーズ+空間現代「ウィスパーズ」

「ウィスパーズ」

ハードコアコンテンポラリーダンスカンパニー大橋可也&ダンサーズと気鋭のオルタナティブロックバンド空間現代によるコラボレーション作品第二弾。
ささやきをテーマに、ライブ演奏と激しいダンスを融合させた作品。抑圧されたささやきを秘めた身体が時に暴発し、ぶつかりあうさまを描く。客席に向けられたマイクロフォン10本はスピーカーとして使用され、ささやきの声を効果的に伝えるとともに、作品の世界との境界を表す檻としても用いられる。楽曲は空間現代の1stアルバムの曲を中心的に用いており、空間現代の濃密なライブパフォーマンスが体験できる作品である。2011年、日暮里d-倉庫にて初演、2012年、BankART Studio NYK 3Fにてさらなる進化を加えたかたちで再演をおこなった。
本作と「断崖」の上演により、大橋可也は舞踊批評家協会賞新人賞を受賞した。

音楽:空間現代(野口順哉、古谷野慶輔、山田英晶)
ダンス:古舘奈津子、前田尚子、宮尾安紀乃、とまるながこ、檀上真帆、後藤ゆう
振付・構成・演出:大橋可也

音響:牛川紀政
衣装:ROCCA WORKS
写真:GO (go-photograph.com)

上演日:2012/9/15-16
会場:BankART Studio NYK
上演時間:40分

主催:大野一雄舞踏研究所、BankART1929
共催:横浜アーツフェスティバル実行委員会
助成:平成24年度文化芸術振興費補助金(トップレベルの舞台芸術創造事業)
協力:公益財団法人セゾン文化財団
大野一雄フェスティバル2012参加作品