帝国、エアリアル

2008年、日本中を震撼させた秋葉原連続殺傷事件に触発され、「身体、社会、日本」をテーマに取り組んだ2008年作品。
作品の上演に先立ち、フリーペーパーを刊行、身体を見失った現代の日本人に届けようとする試みをおこなった。
ごみが散乱した舞台上にさらされた14人の男女の身体、伊東篤宏とHIKOによる生演奏、今ここに在る身体を直截的に描き切った作品である。

「帝国、エアリアル」WEB

出演:江夏令奈、垣内友香里、皆木正純、前田尚子、多田汐里、とまるながこ、いとうみえ、中川敬文、山田歩、坂間真実、山下靖夫、石井則仁、後藤剛範、目黒大路
振付:大橋可也
音楽:BLIND EMISSION a.k.a. 伊東篤宏(OPTRON, electronics, metal junk, etc) featuring HIKO(drums, percussion, etc)

衣装:ROCCA WORKS
照明:遠藤清敏(ライトシップ)
音響:牛川紀政
舞台監督:原口佳子(officeモリブデン)
写真:GO (go-photograph.com)
記録映像:古屋和臣、上田茂
制作:三五さやか、山本ゆの、上田茂(ビーグル・インク)

フリーペーパー「帝国、エアリアル」編集委員:熊谷歩(編集長)、友兼亜樹彦、菅原靖志、近藤久志、西中賢治、江夏令奈
フリーペーパー/フライヤーデザイン:黒川直樹
「帝国、エアリアル」Webデザイン:友兼亜樹彦
「帝国ナイト」企画協力:舩橋陽

上演日:2008/12/28
会場:新国立劇場 小劇場
上演時間:75分

主催:大橋可也&ダンサーズ
助成:芸術文化振興基金、財団法人セゾン文化財団
協力:財団法人東京都歴史文化財団 東京芸術劇場、ハイウッド、批評誌「アラザル」、村山季美、並河咲耶、大橋めぐみ