nine
Tokyo Dance Market 2008 「9(nine)」 [ nine , topics ]
大橋可也と東野祥子(BABY-Q)による共同制作作品「9(nine)」をTokyo Dance Market 2008にて上演します。
今回上演するバージョンは昨年、多摩美術大学図書館、セッションハウス、びわ湖ホール夏のフェスティバルにて上演したバージョンとは異なる新作となります。
上演日当日には同じく恵比寿にて、「明晰の鎖」特別編の上演もおこなわれます。こちらも合わせてご覧ください。
大橋可也 東野祥子「9(nine)」
ダンス:東野祥子
コンセプト:大橋可也
演出・振付:東野祥子、大橋可也
音楽:中原昌也
【上演日時】
2008/3/8(土)14:00, 18:00
※開場は開演の30分前
【会場】
恵比寿・エコー劇場
渋谷区東3-18-3-2F
【料金】
前売3,500円、当日4,000円
【チケット取扱】
アンクリエイティブ
03-5458-0548
チケットぴあ
0570-02-9999
JCDNダンスリザーブ
9(nine)びわ湖ホール公演 [ nine , topics ]
9(nine)をびわ湖ホール夏のフェスティバル2007ダンスピクニックにて上演します。
開演:8/4(土)12:00
会場:びわ湖ホールロビー
入場無料
出演:東野祥子
振付:大橋可也
音楽:中原昌也
衣装:ぺーどろりーの
今回は来るべき9(nine)の完成形の一部となるであろう作品を上演します。これからの9(nine)の発展に刮目してください。
※今回上演する作品は多摩美術大学図書館、セッションハウスで上演した内容とは大きく異なります。
上演時間は20分を予定しています。
大阪市立芸術創造館ワークショップ [ nine , topics ]
めったにおこなわないワークショップを関西にて開催します。
日時:2007/8/5(日)15:00-16:30
会場:大阪市立芸術創造館2F 演劇中B
料金:500円
申し込み方法
ワークショップの内容:
大橋可也と東野祥子による共同制作作品9(nine)の創作過程を公開します。ダンスに限らず創作活動に興味のある方を対象にします。
本ワークショップは大阪ワークショップフェスティバル 38 DOORSの一こまとしておこなわれます。
9(nine)ポストパフォーマンストーク「いかにすればダンスを社会とともに革新出来るのか」 [ nine , topics ]
2007/6/16におこなわれた9(nine)多摩美術大学八王子図書館アーケードギャラリー公演を踏まえてダンス、アートと社会の今後を問うトークをおこないます。
※トークに先立って、9(nine)記録映像を上映します。
パネラー:
木村覚(美学、ダンス批評)
手塚夏子(振付家、ダンサー)
大橋可也(振付家、ダンサー)
日時:2007/6/30(土)
15:00-16:00 記録映像上映
16:00-18:00 トーク
会場:多摩美術大学メディアセンター内メディアホール
多摩美術大学八王子キャンバスマップ
交通案内
9(nine)マインドマップ [ dance , nine ]
2007/6/9に多摩美術大学で國吉和子さんとおこなった9(nine)に関するレクチャーにて使用したマインドマップです。
http://dancehardcore.com/nine/9(nine)_lecture_20070609.html
9(nine)の制作過程において僕が重要と思う項目を列挙しています。
インストラクション20070602 [ dance , nine ]
昨日(2007/6/2)の稽古に使用した9(nine)後半振付のためのインストラクション(動作命令)。
しかし、これは振付ではないしスコアでもありません。
通常は稽古に先立ってインストラクションをテキスト化しておくことはなく、稽古を進めながら口頭でインストラクションを構成していきます。昨日、テキスト化したのはあくまで作業効率のためですが、テキストをダンサーに渡すのではなく、やはり口頭で伝えています。
ごめんなさい × 6
キック × 3
左手 × 19
首振り × 2
(叫び)
左手 × 2
首振り × 6
ごめんなさい × 3
左手 × 6
立ちくらみ途中まで × 2
左手
左足すべる
立つ
振り向く
左足すべる
グニャリ
ゲロから立ち上がる
左足すべる
グニャリ
ゲロから上体起こすまで
右回り × 5
雑巾から立ち上がる
雑巾繰り返し
左足すべる途中まで
立つ
プルプル
横移動
ゲロ床まで
立つ
ふらー
キック繰り返し
振り向く
ごめんなさい
首振り × 8
矢沢さん × 3
対立についてのメモ [ dance , nine ]
こんな感じ。
モノクロとカラー
匿名と自分
同質と異質
指示と内的動機付け
全体主義と個人の意思
一神教と多神教
男と女
必要なものと必要のないもの
振付家とダンサー
9(nine) [ nine ]
大橋可也と東野祥子による共同制作プロジェクト「9(nine)」
大橋可也振付による東野祥子ソロダンス
国内外で活躍するダンスカンパニー「大橋可也&ダンサーズ」「BABY-Q」それぞれを主宰する大橋可也と東野祥子の共同作業による作品。作家としても知られ、日本のアンダーグラウンドミュージックのカリスマ的存在である中原昌也がオリジナル曲を制作、提供する。この作品による挑戦は、日本のダンスシーンを真っ向から塗り替えていくプロジェクトである。
【出演者・スタッフ】
出演:東野祥子(BABY-Q)
振付:大橋可也
音楽:中原昌也
衣装:ROCCA WORKS
振付助手:古舘奈津子
照明:遠藤清敏
音響:牛川紀政
舞台監督:原口佳子
宣伝写真:GO
宣伝美術:佐藤寛之
制作:ビーグル・インク(株)
【上演予定】
2007/6/16(土)19:00
多摩美術大学八王子図書館オープニングイベント
会場:多摩美術大学八王子図書館アーケードギャラリー
入場無料
2007/6/24(日)19:00
CORPI ALTRI [BODY OTHER]
会場:セッションハウス
料金:3000円(前売)3500円(当日)
2007/8/4(土)12:00
びわ湖ホール夏のフェスティバル2007
会場:びわ湖ホールロビー
入場無料
2008年以降は、海外展開を含め継続的な作品の発展を予定しています。
9(nine) 多摩美術大学レクチャーに関連して [ dance , nine ]
「9(nine)」多摩美術大学新図書館公演に先立つレクチャー(2007/5/19, 2007/6/9)の講師をつとめていただく木村覚氏、國吉和子氏から、今回のイベントに向けての文章です。
新作の稽古+代表作と最近作をフルヴァージョンで見ること--それは、現在注目の作家・大橋可也の芸術観や方法論に迫るチャンスであるばかりか、いまの日本で起きているダンス・ムーヴメントの最も濃密な部分に触れる絶好の機会となるに違いない。なぜ、いまこうしたアプローチを「ダンス」と呼ぶのか?その発端である60年代のアメリカに登場したポスト・モダンダンスと照らし合わせながら、ダンス系アートの現在と過去を解明してゆく。(木村覚)
私は大橋可也を舞踏家だと思っていた。その後、彼は競輪の選手なんだ、と思いなおし、今は演出家だと確信している。演出家は普通観客の前に姿を現さない。が、大橋はいつも会場のどこかで必ず観客を見ている。さりげなく会場に紛れ込んでいる様子は、まるで何食わぬ顔で犯罪現場に戻ってきた下手人のようだ。この度は図書館エントランスの不安な傾斜の上だ。彼の遠近法はダイナミックに歪むだろう。(國吉和子)
【レクチャー講師プロフィール】
木村覚(きむら・さとる)
1971年、千葉県生まれ。美学研究者として多摩美術大学、国士舘大学、専修大学で非常勤講師を務める。その一方で、ダンスを中心としたシアターをめぐる批評活動を『美術手帖』やwonderland(web)等の誌上で行う。2007年2月に横浜・急な坂スタジオで行った8回シリーズ『超詳解!20世紀ダンス入門』の構成・司会・講師を担当するなど、今年はダンス史を解明するレクチャーに精力的に取り組んでいる。
Sato Site on the Web Side
イベント告知
國吉和子(くによし・かずこ)
舞踊評論、研究。現在、早稲田大学、多摩美術大学非常勤講師。
著書『夢の衣裳、記憶の壺――舞踊とモダニズム』(新書館)
市川雅遺稿集『見ることとの距離 ダンスの軌跡1962-1996』(新書館)を編集。
9(nine) 多摩美術大学新図書館会場写真 [ nine , picture ]
「9(nine)」多摩美術大学新図書館公演の会場となる多摩美術大学八王子図書館は伊東豊雄建築設計事務所の設計によって2007年4月にオープンしたばかりです。アーチ状の開口部が連続する外観と立地条件を活かした斜めの床面が特長です。
公演の会場となるのは図書館の入り口にあたるアーケードギャラリーです。
公演概要
イベントスケジュール
外観写真
建築中の映像
撮影:GO
9(nine) 多摩美術大学新図書館公演概要 [ nine , topics ]
大橋可也&ダンサーズは東野祥子(BABY-Q)との共同制作作品「9(nine)」を多摩美術大学八王子図書館オープニングイベントにて上演します。
2007/6/16(土)の公演のほか、公開稽古、レクチャー、ショートパフォーマンス、ポストパフォーマンストークなど盛りだくさんなイベントによってダンスの新たな地平を切り開きます。
【コンセプト】
伊東豊雄設計による傾斜する床、連続するアーチという特殊な空間、「創造する図書館」をコンセプトとした新図書館が「9(nine)」によって、まさに作品を生成する現場になる。
今回、新図書館で開催する一連のイベントは、作品をめぐる問題と批評との関係性、観客のありよう、社会と芸術とのクロッシングポイントを浮き彫りにしていくことを意図とする。
公演に先立つレクチャーでは、木村覚氏と國吉和子氏をお招きし、ポスト・モダンダンスと舞踏という二つのキーワードから大橋可也をとらえます。
【出演者・スタッフ】
出演:東野祥子
振付:大橋可也
音楽:中原昌也
衣装:ROCCA WORKS
振付助手:古舘奈津子
照明:遠藤清敏
音響:牛川紀政
舞台監督:原口佳子
制作:村山季美、渡邉朋也
共催:多摩美術大学、大橋可也&ダンサーズ
9(nine) 多摩美術大学新図書館公演&イベントスケジュール [ nine , topics ]
詳細情報は随時更新します。
2007/5/19(土)9(nine)公開稽古、レクチャー
16:00-17:00 公開稽古
17:30-19:30 木村覚レクチャー
上映作品「あなたがここにいてほしい」(2004)、「CLOSURES」(2007)
レクチャー会場:多摩美術大学八王子キャンバスメディアセンター内メディアルーム
多摩美術大学八王子キャンパスマップのLというところです。
2007/5/30(水)煙巻ヨーコ(東野祥子)×カスガアキラ パフォーマンス
16:30-17:00 パフォーマンス
17:00-17:30 トーク 煙巻ヨーコ×國吉和子
2007/6/9(土)9(nine)公開稽古、レクチャー
13:00-14:00 公開稽古
14:30-16:30 國吉和子レクチャー
上映作品「Today Your Love, Tomorrow The World」(2000)、「明晰さは目の前に一点に過ぎない。」(2006)
2007/6/16(土)9(nine)公演
15:30-18:30 中山英之氏(建築家・元伊東豊雄建築設計事務所)による館内ツアー、 石川直樹(写真家、冒険家)×中山英之トークセッション
18:30 開場
19:00 開演(上演予定時間1時間)
200/7/6/30(土)ポストパフォーマンストーク「いかにすればダンスを社会とともに革新出来るのか」
大橋可也×木村覚×手塚夏子
15:00-16:00 9(nine)記録映像上映
16:00-18:00 トーク
会場:多摩美術大学八王子キャンバスメディアセンター内メディアルーム
多摩美術大学八王子キャンパスマップのLというところです。
※どのイベントも入場無料
【お問い合わせ・申込】
多摩美術大学八王子図書館
info@arcade-gallery.jp
http://www.tamabi.ac.jp/
※6/16館内ツアーは定員20名で、申込はメールのみの受付となります。件名を「館内ツアー申込」とし、お名前、お電話番号、住所、メールアドレスをご送信ください。
【交通アクセス】
多摩美術大学八王子図書館
〒192-0394 東京都八王子市鑓水2-1723
交通案内
JR横浜線・京王相模原線橋本駅北口から神奈川中央交通バス「多摩美術大学行」で約8分。
または、 JR八王子駅南口から京王バスで約20分。
バス時刻表:橋本駅から、八王子駅から
主要駅からの交通
・新宿駅から
京王線新宿駅(2番線)より「橋本行(通勤快速・急行)」を利用。所要時間約42分。「京王八王子(特急・急行・通勤快速)」「高尾山口(準急・急行)」を利用する場合は、調布駅で京王相模原線「橋本行」に乗り換え。所要時間約42分。
・横浜駅から
JR横浜線「八王子行」「橋本行」を利用。所要時間約50分。
CORPI ALTRI [BODY OTHER] [ nine , topics ]
イタリアと日本とのダンスプロジェクトCORPI ALTRI [BODY OTHER] にて東野祥子(BABY-Q)との共同制作作品「9(nine)」を上演します。
【公演情報】
日時:2007/6/24(日)19:00
会場:セッションハウス
同日上演:レガミ(LE_GAMI)
料金:2500円(前売)3000円(当日)
【予約・問い合わせ】
セッションハウス
tel: 03-3266-0461
mail: yoyaku@session-house.net
【出演者・スタッフ】
出演:東野祥子
振付:大橋可也
音楽:中原昌也
衣装:ROCCA WORKS
振付助手:古舘奈津子
映像:岡崎文生
照明:遠藤清敏
音響:牛川紀政
舞台監督:原口佳子
【詳細情報】
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