あらしの前に
言葉を疑い、身体を取り戻す。極北のダンスカンパニー大橋可也&ダンサーズ、次なる挑戦はウィリアム・シェイクスピア最後の戯曲『テンペスト』。
本公演に先立ち、ライブ、パフォーマンス、トークで、言葉と身体の関係を探り、あらしの出現を予告するプレイベントを開催します。
あらしの前の一夜に、どうぞお立会いください。
※フライヤー等の情報では、10/8(木)9(金)開催と告知していましたが、10/9(金)のみの開催となりました。ご注意ください。
会場では、「テンペスト」本公演のチケットの販売をおこないます。
料金は、一般(3,500円)U29(3,000円)から、それぞれ1,000円引き。
整理番号は、各回1番から。
この機会に本公演のチケットもお求めください。
ウェザーリポーター募集!!
あらしの前の一夜を体感し、あらしの予兆をリポートする「ウェザーリポーター」を募集します。
ウェザーリポーターとして参加していただく方には、10/9(金)の「あらしの前に」にご参加いただき、10/23(金)までにご自身の媒体(ブログなど)に500字以上のリポートを掲載していただきます。リポートは「テンペスト」特設サイトに転載します。ご参加いただいた方には、本公演のご招待券を進呈します。
限定10名。ご興味のある方は、お早めにお申し込みください。
お申し込みいただいた方には、大橋可也&ダンサーズが選考のうえ、リポーターとして参加していただくか、返信いたします。
ウェザーリポーター申込みフォーム
トーク:廣澤梓(会社員/観客発信メディア「WL」編集)、山本博士(「テンペスト」ドラマトゥルク)、大橋可也
ライブ:大谷能生、吉田アミ
パフォーマンス:大橋可也、皆木正純、阿部遥、檀上真帆、後藤ゆう、正木悠太(映像:石塚俊)
トーク、ライブ、パフォーマンスの順でおこないます。
[日程]
2015/10/9(金)19:30
開場は開演の15分前。
終了時刻は21:30を予定しています。
[料金]
予約:2,000円、当日:2,500円
[チケット取扱い]
チケット申込みフォーム
[会場]
pit 北/区域</strong>
東京都北区王子1-13-18
東京メトロ南北線王子駅5番出口 徒歩0.5分
JR京浜東北線王子駅北口 徒歩5分
都電荒川線王子駅前 徒歩5分
[問い合わせ]
大橋可也&ダンサーズ
Mail: office@dancehardcore.com
主催:一般社団法人大橋可也&ダンサーズ
協力:東京バビロン
大橋可也&ダンサーズ「テンペスト」
[日程]
2015/11/6(金)19:30 11/7(土)14:00 / 19:00 11/8(日)14:00
[劇場]
東京・両国 シアターX(カイ)
墨田区両国2-10-14 両国シティコア
[料金]
一般:3,500円、U29(29歳以下):3,000円、当日:4,000円
全席自由・整理番号付き
チケット発売:2015/10/8(金)8:00から
プロスペロー:大谷能生
エアリエル:吉田アミ
キャリバンあるいはミランダ:
皆木正純、今津雅晴、山縣太一(チェルフィッチュ)、阿部遥、檀上真帆、後藤ゆう、後藤海春、正木悠太
振付・構成・演出:大橋可也
音楽:大谷能生、吉田アミ
ドラマトゥルク:山本博士
映像:石塚俊
舞台美術:大津英輔+鴉屋
主催:一般社団法人大橋可也&ダンサーズ
助成:芸術文化振興基金
協力:公益財団法人セゾン文化財団
シアターX(カイ)提携公演
平成27年度(第70回)文化庁芸術祭参加公演
大橋可也&ダンサーズ(おおはしかくやあんどだんさーず)
1999年結成。ハードコアダンスを提唱、暗黒舞踏の方法論を基に現代社会における身体の在りかたを追究しているダンスカンパニー。2008年に発表した『帝国、エアリアル』では関連するフリーペーパーを制作、配布するなど、ダンスの枠組みにとどまらない活動をおこなっている。2013年、写真家GO撮影による初の写真集「Books, Phantoms」を発売、振付家・大橋可也が「第44回舞踊批評家協会賞新人賞」を受賞。2013年7月には、日本SF界を代表する作家、飛浩隆による長編小説『グラン・ヴァカンス』をダンス作品化、発表した。2014年7月、「利賀演劇人コンクール2014」にて奨励賞を受賞。江東区を舞台にしたリサーチに基づくプロジェクト「ザ・ワールド」を進行中。
大谷能生(おおたによしお)
1972年生まれ。音楽(サックス・エレクトロニクス・作編曲・トラックメイキング)/批評(ジャズ史・20世紀音楽史・音楽理論)。
1996年-2002年まで、音楽批評誌「Espresso」を編集・執筆。菊地成孔との共著『憂鬱と官能を教えた学校』や、単著『貧しい音楽』『散文世界の散漫な散策 二〇世紀の批評を読む』『ジャズと自由は手をとって(地獄に)行く』など著作多数。
音楽家としては、sim、mas、JazzDommunisters、呑むズ、蓮沼執太フィルなど多くのグループやセッションに参加。ソロ・アルバム『「河岸忘日抄」より』、『舞台のための音楽2』をHEADZから、『Jazz Abstractions』をBlackSmokerからリリース。映画『乱暴と待機』の音楽および「相対性理論と大谷能生」名義で主題歌を担当。東京デスロック、中野茂樹+フランケンズ、岩渕貞太、鈴木ユキオ、室伏鴻ほか、演劇やダンス作品への参加も多い。近作は『マームとジプシーと大谷能生』、入江陽『仕事』(プロデュース)など。
2015年6月に、初舞台主演作品となる『海底で履く靴には紐がない』(山縣太一作・演出・振付)を上演。2015年8月に、『ディジタル・ディスレクシア』(吉田アミ、か、大谷能生名義)発表。
吉田アミ(よしだあみ)
音楽・文筆・前衛家。1990年頃より音楽活動を開始。2003年にソロアルバム『虎鶫』をリリース。同年、Utah KawasakiとのユニットastrotwinとSachiko.MとのユニットcosmosのCD『astrotwin+cosmos』がアルスエレクトロニカデジタル・ミュージック部門のグランプリにあたるゴールデンニカを受賞。
文筆家としても活躍し、小説やレビュー・論考を発表。著書に『サマースプリング』(太田出版)、小説『雪ちゃんの言うことは絶対。』(講談社)がある。
2015年、第19回『TOKYO ポエケット』に𠮷田アミ×虹釜太郎初の共著詩を発表。「吉田アミ、か、大谷能生」名義で朗読と音楽を中心にしたユニットでも活躍し、小説『Red;』(未発表)を元に初のオリジナル舞台作品『ディジタル・ディスレクシア』では作・音楽・演出を手がけた。